【レースレポート】稲城クロス C4A
やっぱりサマリばっかじゃ見る人も書く側もつまらんですよね
ということでレースレポートです
僕的に2020-21年シクロクロスシーズン初戦は稲城クロスになりました
レースまでの流れ
だいたいシクロクロス大会は当日会場でゼッケンを受け取るが、今回は数日前に郵送できた
ゼッケンは29(ニク!)
あと、チューブレス導入したのが昨シーズンで、タイヤはIRC使ってたのでシーラント入れてなかった(チューブレスレディではないので必須ではない)
が、パンクへの備えとして前日入れといた
当日、この時世なので検温も
稲城までは下道で1.5h、高速使うと1h弱
なので下道の予定だったがうだうだしてたら時間経っちゃったので高速
朝の東名上りは空いてて快適だった
登戸らへん~稲城で窓に水のような細かい粒子を感じたがきっと気のせいであろう
駐車場(河川敷)に着いた
変なとこに車止まってるなと思ったらスタックしてスタッフが押し出してた
とりあえず試走へ
結構詰まってレースに近いスピードでは走れなかった
雨でドロドロだが、深さ的には野辺山よりはマシだろう
予め聞いていたように技術がないと抜きどころがあまりない
あと、デコボコ道が辛い(;'∀')
試走を終えて一旦駐車場に戻るとまた車がスタックしていた
しかしさっきいたスタッフの多くはレース会場に行っていて人手が足りなそうなので手伝ってきた
『たかがタウンエース1台、人力で押し出してやる!』
目標
- RDを収穫されない
- 無事に走りきる
- 門井君に勝つ
1.は昨シーズンの野辺山の試走で”RDを収穫されてしまった”のでそこからの成長を
まあ野辺山よりは泥浅いけど
2.はシーズン初戦なので
例年、この時期はおきなわに向けて走りこむ時期なのでシクロクロスのシーズンインは野辺山だったけど今シーズンはおきなわないので早め
以降、クリテとシクロクロスに出る予定です
エンデューロはエントリーフィーが高め且つ中止になる率も高い感じがするので考えていない
3.は同じくZelkovaの門井君も同じクラスに出るので1つの目標として
レースの様子
スタート列に整列
隣が高岡さんでキョドる
Garminはスタートより前に押した
スタート直後に押すのは忙しいと感じたので
スタートダッシュは悪くない、同列の中では前め
少し進むと高岡さんが右から抜いていく
ホームストレートは左側が土、右側がボコボコ路面に草的な感じ
試走の時は土のとこも柔らかくて走りやすさはあまり変わらなかったが、CKクラスが走ってここは固められたようで、左側が圧倒的に走りやすくなってて人が集中、高速化した気がする
1stコーナーまでに番手上げるならそことは分かっているが、右の草んとこは少し固まった土に比べて走りにくいのでそこから上がっていく人(上がれる人)はあまり多くなかったが、頭1つ抜けてる感じがした
コーナーもまだ周りに遅れはとっているものの少しずつ良くなっている
そう思うことにしている
人間というエンジンはモチベーションで出力が変わるから少しでもプラスに捉えられたのならそれを採用する
じゃないと僕のようなテクニックに乏しいライダーが30分走り続けるのは持たない
1周目は位置取り争いが激しいが、以前より張り合えるようになった感じがする
そう思いながら半周くらい走っていたら前が詰まり落車
人間は大してダメージなし、復帰もそんなに時間はかからなかったが3人くらい抜かれた
大きく遅れなかった と気持ちを切り替えて・・・
あれ、サドルが・・・
左にひん曲がってる!!
そして
めっちゃ前下がり!!
・・・
どーすんだこれ?
走り出したもののまあ漕ぎづらい
最初はクランクをまっすぐ踏み落とすこともできないくらい曲がってたので降りたときに何度か叩くが戻りきらない
サドル前方が左向いているので、後方は右に出てる
ので右足がめちゃ漕ぎにくい
そして前下がり、後ろに座りなおしても前に落ちていく
滑り台である
これがとても厄介で、後輪にトラクションがかからない
試走時よりもベチャベチャになった泥でこれが致命的でコーナー曲がれない、ストレートもスタックする
・・・
どーすんだこれ?
階段で担いでいる時だけ唯一このストレスから解放される
2周目
泥直線区間で門井君に抜かれる
門井君はランだった
そういえば1周目もランと乗車をこまめに切り替えて抜いてった人がいたな・・・
だが泥上で素早く乗車する自信がなかったり、クリートの泥詰まりを懸念してあまりランはしなかった
リアに碌にトラクションかけられないのにである
これは反省点
落車、サドルズレが起きてしまった以上、順位が落ちるのは仕方ないとしても、その中でベストを尽くすべき
だが、ひん曲がったサドルで疲弊して思考停止してしまっていた
泥区間をランに切り替えるだけでも結果はいくらか変わっていただろう
それでも階段で担いでいる時だけ唯一このストレスから解放される
4周目、実況で高岡さんが独走して何人かLapしていると放送
え、まじか・・・
って思ってたら結構近くまで来ててペースを上げた
後方でずっと遅い者同士でフタをし合ってペースダダ下がりしていたらいつの間にそんなことに・・・
(僕と同程度の技術だったので何度か追い越しを試みるも僕ごときのテクだと、足をついて開いているイン側に差し込むくらいしかできない、これで並ぶまでは出来てもなかなか追い越せない)
幸い、2位と1分以上の差が開いていたのでウイニングランをしていたのでペースは緩んでいた模様(圧倒的ではないか)
んで、高岡さんゴールのとき
あとはLAPされなかった中でビリにならないよう、ブービーを守り切って終了
レース終了時にはすっかり晴れ間が広がっていた
泥と草がいっぱい
サドルが曲がったまま乗ってたせいか、右ケツが壊滅的に痛い
まとめ
まずは目標に対して・・・
- RDを収穫されない
→守り切った - 無事に走りきる
→サドルの影響で予想外なダメージを受けた
他はまあ軽傷 - 門井君に勝つ
→負けた
総評
- スタートダッシュは悪くない(と思う)
- 1周目のドッグファイトも前よりは臆しなくなれた気がする
- 乗車で碌にクリアできないなら走れ!
- 840 840アメリカンホームダイレクト
- SHIMANO SPDは泥が詰まりやすい気がする
(TIMEかCRANK BROTHERSを試してみたいな・・・)
そんな感じでシーズン初戦、結果は芳しくなかったですが、昨シーズンより多くの大会に足を運べたらと思います