【レースレポート】2020/11/1 幕張クロス C4A
11/1は幕張クロスに参戦してきました
僕自身としては2020-21シーズン2戦目、幕張はツイッターでよく流れてくる『不運風雲たけし城』のイメージがありガクブルしながら挑みました・・・
会場入り
あまり眠れなかった
早起きの為に早く眠るのが苦手なのだが、最近はオフトゥン峠ニドーネステージがよく発生していたのでヤバいとは思ってた
4時過ぎに起床、寒いw
筋肉ブロガーを拾って幕張へ
道は空いてて余裕の到着
当初、会場の幕張メッセG駐車場に止めようと思ってたが、長い長い行列を見て却下
続いて球場隣のF駐車場へ行くも開場8:30
遅っ!
次なる選択肢として考えていたTimesへ
会場へは徒歩10分程なので全然アリ
試走
テクニカルセクションで大渋滞なので2周で切り上げ
コンディションは全面的にドライ
今回からペダルを変えた
SHIMANO SPD→ crankbrothers CANDY2
泥はけと踏み面確保を狙っての選択だったが、今回は泥コンディションでなかったので泥はけはまだ確認できていません
あと、目についたのでついでにこんなものも
MTB系ビンディングって2点留めなのでしっかり締めても数戦走ると若干ズレるような気がする
それで、コレはさむとワッシャーのような役割もしてくれるかなーと、知らんけど
あと、底面がちょっと削れたりしてたので役に立つかもな・・・と
そして、大きなキャンバーを自分はほぼ降車で登ることになるんだろうな・・・と数日前にスパイクピンを購入
でも長すぎてあまりにも邪魔だったので外した
もっと短いのじゃないとダメね・・・
草地が多くてそんなに滑らなそうなので前1.7bar、後ろ1.8barにした
林間セクションが暗く感じたのでレースではクリアレンズに交換した
キャンバー(大)は勢いが足りずに登りきれないで脚着くとスタックしてかえってロスするので降車で行くことに
降車っていっても下から全部よじ登るんじゃなくて勢いが死ぬまでペダルに足乗っけとく
乗車でスムーズに行くのをロス0とした時に、降車はいくらかロスするが、スタックするリスクが低い
リスクの影響の大きさ×確率で自分の能力に見合った堅実な選択をすることに
やる前から諦めてたら云々というのもあるが、『失敗しない』為の選択を
ただ、試走で詰まってまともにチャレンジ出来なかった(多分毎回そうなりがち)ので、そうするとチャレンジする場ないな・・・とも後から思いました
レースの様子
スタートレーンの横幅は広め
3列目右端を選択
右コーナーから始まるので、集団はアウト側(左側)に膨らむので右からの方が抜きやすいと予想しての選択
上手く行けば番手稼げるかなーとGarmin弄る
稲城でもそうしたように30秒前のアナウンス時にはログをスタートさせるつもりなんだが、整列以降のアナウンスが全然なく、ストレッチとかしてた
…そしたらブザー鳴ってスタート
え?もうスタート?とてんやわんや
周りも状況は同じと言えばそうなんだが、最近のなかで1番酷いスタートだった
序盤は稲城ほど狭くないのでぶつかり合いがさほど激しくないけど、なかなか強引なのもある
ペースは遅れはしないものの朝一ではMAXまでは上がり切らない
アップ用ローラー用意したほうがいいかもしれない
半周ほどしたところのキャンバー(大)で友人の動画によると20番手くらい
この時点で既に優勝したさいたまディレーブの半田選手はトップにいるのね…最後尾スタートなのに
2周目
シケイン後のキャンバーで強引にねじ込まれた後、右足のボアダイヤルが外れた
ボアのワイヤー引っ掛けてるとこが外れたかなと思い(思い込み)処理に時間かかるので放置
ペダリング(踏み脚)にはあまり影響ないが、引き足、クリート脱着、ランには影響アリ
特に降車でよじ登ったキャンバー(大)や忍者返しでは右足が靴の中で動くので粘りが効かない
これには大分体力を持っていかれた
3周目
垂れてきたのでやや緩め
最後は人対人の順位争いになるので競り負けないように踏み過ぎないことで少し体力回復
右足の靴緩みで余計に体力を持っていかれたのもあるが、インターバル耐性がまだ足りてないなと
(それ以上にテクニックを磨く必要がありますが・・・)
4周目
3周目抑えめにしたことで回復
ストレート区間は全開で踏んでいく
忍者返し前のストレートでは2名パス
KZYさんがエントリー前に『僕向きの平地コース』と言っていて、『風雲たけし城』のイメージがあったので嘘つけー!と思ってましたが半分本当でした
キャンバーもドライだったためC4では乗車・降車での差は少なく(C4だと乗車クリアできる人も少なかったし)実は『ドライコンディションでは』悪くないコースだったのかもしれません
忍者返しで僕の選んだ側のラインで前走者が詰まる
ここで友人のヒデカツ氏に抜かれる
(抜かれたくないと思いながらも徐々に差が詰まっていることを確認していた)
ヒデカツ氏+1名をホームストレートで刺すことを目標にロックオン
・・・と思っていたのも束の間、地面に横たわっていた
スローモーションにも何にもならずに頭から倒れた
なんで吹っ飛んだか最初よく分からなかったが、大きな窪みで抜重を忘れたらしい
立ち上がるもフラッとして茂みに倒れる
軽く脳震盪したな…
遠くから「落車ー!」「バイク避けてー!」と聞こえる
いや、分かってる、バイクがコースの真ん中に置き去りで邪魔なん分かってる
でも頭の周りヒヨコ飛んでるんねん!
ゴールで刺そうと企んでいたら自分のタイヤが刺さってしまったわけですね・・・
何人かに抜かれて、どうにか復帰して、直ぐは踏めず1人パスされる
へろへろとゴールまでの距離を消化してたらもう1人抜かれる、情けない…
レースを振り返って
今回のレースでは大きく3つしくじりました
- スタートダッシュ
- 右足のボアダイヤル
- 窪みでの抜重
1.は同じレース走った友人に聞いてみたんですが、みんな聞こえてなかったようです
マイクが入っていなかった?ようで、んーこれは想定外のアクシデントとしておこう・・・
ルール的にはカウントダウン皆無というのはないはずなので・・・
2.は最終周の落車からの復帰時に気付いたんだが、ダイヤルで浮き出てワイヤー締めが解除されていただけ・・・と
もうちっと深刻なすぐに対処できないトラブルと思い込んで3、4周目をそのまま走ってた・・・
だが、思い返すと深刻なトラブルと仮定しても一回止まってみても良かったかもしれない
大きなキャンバーは押し歩いたのでが、右足が緩んでいたことによる時間・体力のロスは大きい
押し歩きの大きなキャンバー、忍者返しは5ヶ所×2周
それぞれどれくらいロスしたか分からないが一回止まってもお釣りがくるかもしれない
停車という直接的で分かりやすいロスを嫌った結果、より大きなロスを生んでしまいました
これはしっかり頭に叩き込んだほうが良さそうですね
混戦で抜かれるのがまずい状況だとその限りではないかもしれませんが、『ボアダイヤルは何かの拍子で上がることがある』ことを念頭に、まずはダイヤルをチェック(これは少しペダリングを止めれば済む話)する
振り返れば当たり前のような話ですが、レース中初めて起きた事象に柔軟に対応できないものですね・・・
3.は一番影響が大きい
落車直前に抜かれたヒデカツ氏に聞きこみながら順位への影響を振り返ってみた
時間的ロスはGarminのログによると2,30秒ほど、とても大きい
ヒデカツ氏が18位、その後ろが一緒に見えてた選手とすると、仮に落車なくその後の区間で遅れず抜かれずなら20位だった
(たらればですが、更にスプリントで刺せれば18位だった可能性が残る)
で、僕の順位は29位だった
復帰直後とゴール直前とで2人抜かれているので、頭ピヨピヨしている間に7人も抜かれたことになる
これは大失態・・・
しかも疲れて集中力が切れていたわけでなく、他のこと(ゴール前で刺す為に追従すること)に集中していたというのが良くない
最後まで路面に集中しなければと肝に銘じることとします
まとめ
前述のとおり、レース中は当たり前のようなことも咄嗟に浮かばないものです
反省点をあぶり出し、トラブルシューティングとしてすぐに出せる引き出しを用意することで次に生かしたいと思います
- 何かあったら時には止まってみると良いかも
- ボアダイヤルはぶつかったりで咄嗟に解除されることがある
- 最後まで路面に集中しろ
シクロクロス次戦は12月の湘南CXを考えていましたが、中止になってしまいました
そしたら年明けの千葉かなぁ・・・
結構開いちゃうな・・・